KITEN -岡山県立総社南高等学校美術工芸系有志OB展- 活動報告

投稿者: カテゴリー: イベント・その他 オン 2017年6月2日

昨年夏、KITEN  -岡山県立総社南高等学校美術工芸系有志OB展-が岡山県天神山文化プラザにて開催されました。

同窓会においても、同窓会員の活動支援の一貫として、評議会で審議の上こちらのOB展に助成金を支援しておりました。

開催当時の風景と開催者であるメンバーの寄稿をいただきましたのでこの場で紹介させていただきます。

尚、FACEBOOKにおいてKITENの特設FBページも開設されておりますので、詳しくはこちらのページをご覧ください。

 

関野 智子(せきの ともこ/旧姓:佐藤 美術工芸系 2期生)

母校が30周年を迎えた2015年の5月、数名のOBでOB展準備会を発足、展覧会概要を討議しました。準備期間と事務局のキャパの問題から有志展の形にすることに。その夏には約50名の出品者が集まり、実行委員会が立ち上がりました。会議は毎回白熱し、4時間越えは当たり前。それでも毎回20名前後が会議に出席し、より良い展覧会にするべく意見を交わしました。
皆で考えた展覧会名「KITEN」は、「基点」「起点」「帰点」を重ねています。美術の世界を旅する私たちと美工を表わすとても素敵な名前だと思います。今後多くのOBが里帰りする場所として、また広く地域に愛される展覧会として続けることができたら嬉しいです。

 

井手元 啓江(いてもと ひろえ/旧姓:日向 美術工芸系 5期生)

今回のKITENは美工のOB有志の展覧会でありましたが、これまで美工で指導者としてご勤務なさった先生方にも賛助出品という形でご参加いただきました。お忙しい中にも関わらず、ご参加くださった先生方に大変感謝しております。
また、同窓会のみなさまにもご支援をいただき、そのおかげで充実した会場や広報用の印刷物作成が行えましたこと、参加者一同心から感謝しております。少しでも母校のためになるようにと、会期中は美工のOBと在校生との交流の時間も持ち、在校生達からは「実際の作品の作者と話せて良かった」とか「頑張ろうと思った」などの感想もいただけました。
同窓生の1人として、また、私自身は旧職員の1人として、総社南高校の、また、美術工芸系の、そして同窓会のますますの発展を願っております。

 

江村 忠彦(えむら ただひこ/美術工芸系 15 期生)

展覧会という時と場は、一見安定しているようでいて実はスリリングである。人と作品、隣り合う表現と表現がどう出会うか、これもまた一期一会。「美工」出身という共通項を以って一つの場に居合わせるということも、いわば奇跡のようなものである。スリルある瞬間にどう臨むか。諦めるか、無関心か。またはそこに挑むこともできる。スリルに対する挑戦―今回KITENに集った我々は、これをどことなく共有していたように思う。その端緒はたぶん総社の地にあった、あの苦悶しつつも笑った青春の中にあるのではないか。
僕がその延長線上に今を歩んでいるように、一人一人の冒険がある。関東から久々に戻り、一瞬の歩みを共にした夏。それは次を踏み出すための新たな端緒となった。

 

 

総社南高校同窓会では同窓生の積極的な同窓会評議会へのご参加を呼びかけております。
是非参加して同窓会を盛り上げて行きたいという同窓生の方は下記グーグルグループに登録して頂くと評議員会開催日前にお知らせを受け取ることが出来ますので空メールを送ってご登録下さい。

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